カブラリーを終えて
至らない点も多々あったかと思いますが、何より好天に恵まれ、ケガ人や病人の発生もなく無事に全日程を終えることができて、心から安堵しています。
「スカウトたちのためのカブラリー」を最初から念頭に置き、参加スカウトが楽しめることを第一に計画を進めました。
今回は開催場所と宿舎の提供だけでなく、炊事から会場設営、場外プログラムの提供や安全管理まで大西地域活性化推進協議会や今治市役所大西支所をはじめとする大西の多くの皆様のご協力をいただきました。
また大西小学校の19人の生徒が体験参加してくれて、ボーイスカウト運動が根づいていない地域での新たな広がりを期待できると思っています。
改めて大西の皆様に心から感謝申し上げます。
プログラムではBP卿がカブスカウト設立の参考にされた「ジャングルブック」の世界観を全体通じて盛り込みました。
プログラムやキャンプファイヤーでは、森の動物になりきった参加スカウトがとても楽しそうに活動している姿を見て、ひとまずの目標達成を実感しました。
地区の指導者だけでは足らず、VS隊・BS隊のスカウトと、隊に関係なくほとんどの保護者にもお手伝いいただきましたが、それこそ地区総出で運営した甲斐がありました。
開催に向けて異例なことも多い今回のカブラリーでしたが、今後のための一つの布石になれば幸いです。ご理解いただいた県連の皆様、ご協力いただいた各方面の皆様、本当にありがとうございました。
ねんりんピックや中四国ブロック会議と重なりご参加いただけなかった役員の方がおられたのが残念ですが、このカブラリーが参加したスカウトの心に残り、上進率の向上など愛媛県のスカウト運動の活性化に繋がることを祈ってやみません。
カブラリー実行委員長・今治地区委員長 田中良史